ゲレンデカップラーメンの必須アイテム!サーモス山専ボトルを家族でも使うならどのサイズ!?

スノーボード

バックカントリーでは食料、水分をザックに入れて登っていきますが、持っているとなにかと便利なのが水筒に入れたお湯です。サーモス(THERMOS) 山専ボトルは中でも保温効果に優れ、一日経ってもカップラーメンが食べられるほどアツアツの状態をキープできます。

なにに使えるのか

飲んで温まる

雪山で寒さの厳しい日には水分補給として、お湯を飲むことがあります。基本的にペットボトルやナロゲンボトルの水分はキンキンに冷えている状態になってしまいます。ちょっとしたときに飲むものが温かいだけでかなりの幸せを感じることができます。

遭難時には飲んで温まるものがあることで、かなり違いがあります。コスパパは遭難経験はありませんが、ビバークの練習として一晩雪洞で過ごしたことがあります。ビバーク中に温まる方法は限られているので、お湯を持っていることの大事さを痛感しました。

凍ったギアを溶かす

ギアが凍ってしまった場合も、お湯を持っていれば少しかけて溶かすことで対処できます。ストックのストッパーが凍って止まらなくなったときなどに安心です。

インスタント食品に

寒い雪山でカップラーメンやスープなどの温かいインスタント食品を手軽に食べることができます。雪山で食べるごはんも至福のひとときですので、お湯があるだけでレパートリーの幅がでます。コスパパは休憩のときにコーヒーやココアを飲むのが好きで必ず持っています。

※雪山は場所によっては長時間の滞在により危険を伴いますので、くれぐれも場所を選んで休むようにしましょう。

サーモス山専ボトルの性能

山のフィールドで要求される多くの条件を想定して作られており、しっかり握れるボディリングに、衝撃に強い底カバー、保温力・耐久性を高めた「山専用ボトル」です。秋山・冬山での保温力を優先した、36mmの口径を採用。保温力を長時間キープ。

■容量:500ml(0.5L)750ml(0.75L)900ml(0.9L)
■保温効力(6時間):77度以上
■保冷効力(6時間):10度以下
■口径(約cm):3.6
■中せんの種類:FFX中せん
■本体寸法/幅×奥行×高さ(約cm):7×7×23.5
■本体重量(約kg):0.28 / 0.26(ボディリング・ソコカバーなし)

ゲレンデでの温度変化

検索すると保温時間を比較したサイトはたくさんあります。環境によっても変化があるかもしれないので、実際にゲレンデに持っていったときの温度を確認してみました。

サーモス山専ボトル900ml

自宅で6時にお湯を入れて、ザックでゲレンデに持っていきます。気温はおよそ0度でした。食事自体は無料休憩所があるゲレンデなので屋内で食べています。

7時間後:100℃⇒90℃  アツアツのカップめんが食べれます。

13時間後:90℃⇒80℃  自宅に戻ってきてからもカップめんが可能なレベルです。

ディズニーのマグボトル500ml

こちらはゲレンデの駐車場でお湯を沸かして、ザックに入れました。

3時間後:100℃⇒70℃  食べることは可能なぬるいカップめんが完成しました。

※普通のサーモスボトルでもここまではなりません。直前に入れた場合は十分に食べられます。

サイズの選び方

なにに使うのかを想像しながらサイズを検討する必要があります。一人で使う想定だとこのようなイメージで使用します。

500mlのボトル使用例(一人分)

カップヌードル300ml+コーヒー150ml

カップヌードルBIGだと410ml+もしもの時に。

おにぎりに変更すると、スープ200ml+残りは飲む用やもしもの時に。

900mlのボトル使用例(一人分)

カップヌードルBIG410ml+コーヒー150ml+残りは飲む用やもしもの時に。

900mlの場合は基本的にお湯の量の心配がいりません。ただその分重くなりますのでご注意ください。

家族でゲレンデに行く場合

雪山だけではなく、この山専ボトルはゲレンデでも活躍します。購入する場合は家族と滑りにいく場合に、どれだけお湯を持って行く必要があるか想定しておくことをおすすめします。

4人家族想定

➀カップヌードルBIG410ml×2つ、カップヌードル300ml×2つ=計1420ml

 ⇒山専ボトル500mlと900mlでちょうどになります。

➁カレーメシに変更すると240ml×4つ=計960ml

 ⇒山専ボトル900mlで少しお湯少なめにするとギリギリ可能です。

3人家族想定

➀カップヌードル300ml×3つ=計900ml

 ⇒山専ボトル900mlでちょうどになります。

➁カレーメシに変更すると240ml×3つ=計720ml

 ⇒山専ボトル900mlでパパのコーヒー1杯分を追加できます。

その他のポイント

工夫点

工夫としてボトルにお湯を注ぐときは、まずボトル自体を温めるために少量のお湯を注いで捨てるようにしてください。その後、ボトル満タンになるまで注ぐようにします。ボトル自体が冷えているだけでスタート時の温度が変化してしまいます。またお湯の量が少ないと冷めるのが早くなります。

上記のカレーメシはお湯の量が少なくて済むのでおすすめです。雪の上に置いておくとお湯の温度が急激に冷えてしまうので、カレー粉が溶けなくなります。お湯を入れたら早めに混ぜておきましょう。

山専用ボトルの注意点

サーモス山専ボトルはお湯ができるだけ冷めないように、注ぎ口がかなり小さくできています。お湯が冷めないのはいいことですが、家庭用の氷のサイズも入らないほど小さいです。保冷用にはあまり向いていないかと思います。

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