ゴーグルの買い替えを考えるときの理由はいくつかありますよね?レンズが曇ってしょうがないとか、新しいデザインにしたいとか。でも1番多いのはスポンジがボロボロになってしまったという理由じゃないでしょうか。最近のゴーグルは高機能なものだと2~3万円が相場で、そうなんども買い替えるのも大変です。スポンジがボロボロになった以外は問題なく使えるのにもったいないと思う方も多いはず。また、子供のゴーグルに対する扱いはなかなか雑になりがちで、私の子供も幼稚園の頃使っていたゴーグルのスポンジをむしってしまい使い物にならなくしてしまいました。よくある補修方法は隙間テープを使ってきれいに張り付ける方法ですが、私がおすすめする方法は手間がかからずよりフィット感のあるゴーグル専用のスポンジを購入して貼り付ける方法です。
準備するもの
交換用スポンジ
こちらはスノーゴーグル用ではなくダート用のスペアフォームです。サイズは若干ズレてしまいますが、概ね同じような形をしているので、そのまま張り付けることが可能です。値段は2000~2500円で2つ入り。
※こちらの商品は2024/2現在でAmazonで在庫切れを確認しております。楽天でも品薄になっているのでほしい方は購入をお急ぎください。
接着剤
張り付ける方法は頻繁に交換したいのであればフチにマジックテープを張り付けて、そこにスポンジを合わせる方法です。
私が今回行った方法は直接接着剤で張り付ける方法です。どちらにしても強力な接着剤で張り付ける必要があります。
こちらの接着剤がおすすめな理由は-40~90℃まで対応していること、耐衝撃性があること、水に強いことの3点です。自宅で張り付けたときは大丈夫だったけど、ゲレンデに行ったら外れてしまったでは困るので、どんな接着剤を使うかはかなり重要です。値段は400~500円です。
ゴーグルの古いスポンジをはがす
加水分解してボロボロになったスポンジを完全にはがして、張り付ける面をきれいにしておく必要があります。はがすときは細かいスポンジがボロボロと出てくるので、屋外で行った方がいいです。うまく剥がれない場合は、紙やすりで削るのも有効でした。
スポンジをはがした状態がこちら。レンズが外れるタイプであれば、レンズも外しておいた方が安全で作業もやりやすいです。
接着剤を塗り、スポンジを張り付ける
接着剤の塗り方はパッケージ通りです。接着剤を全面に塗り、専用のヘラで伸ばします。5分ほどおいてからスポンジを張り付けます。スポンジはグレーが顔の面、黒が張り付け面です。
スポンジは鼻の部分を張りやすいように二つ折りにした状態で真ん中から張るときれいに仕上がります。また、鼻の下部分はテンションがかかり浮いてしまうときは、カッターで切り込みを入れると浮きが軽減されます。
仕上がり
同じ規格のスポンジではないのでピッタリとはいきませんが、装着感は問題なく視界も妨げません。ゴーグルの買い替えをするよりは遥かに安い値段で使い続けることができます。
マジックテープ式で取り換えが楽々
別の取り付け方法として、ゴーグルのフレーム全てにマジックテープを張る方法もあり、この方法をすると新しいスポンジへの交換が簡単にできるようになります。こちらは100均の面ファスナーをサイズに合わせて切りながら貼り付けています。両面テープだと楽ですが、それだけだとゲレンデで剥がれる可能性が高いので、これも接着剤で貼り付けた方がいいと思います。
子供にも安心して渡せる
子供に買ったゴーグルは扱いも雑ですぐにボロボロにしてしまう可能性がありますが、この方法で付け替えられることを知っていれば少しだけ安心して使わせることができるのではないでしょうか。買ったそばからむしられたらさすがにキツいですが。
実際の使用感
何度か使用しましたが、装着感は通常のスポンジと遜色ない感覚でした。直接接着する方法も、マジックテープで貼り付けた方法も隙間風も感じません。今のところ、使用日数は3日で、最高8℃、最低-4℃でした。晴れの日も雪の日も曇ることはありません。剥がれる様子もないので、今後数シーズンは使っていけそうです。古いモデルなら交換レンズも中古で安く売っているのでまだまだ買い替えの必要もなくなりました。長く使っていく場合はスポンジ交換が簡単なマジックテープ式の方がおすすめです。
おまけ レンズのコーティング
せっかくなので、レンズもスマホまもる君できれいにしておきました。
表面の傷が目立たなくなり表面の水弾きもよく、指紋が付きにくくなります。
上が施工前、下が施工後です。写真だとわかりにくいかもしれませんが、だいぶ小傷が目立たなくなりますのでおすすめです。
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