テントでできるパパなりの教育!?リーズナブルなテントを選ぶ理由とこどもが得るもの

キャンプ

キャンプブームが終わったと言われているこのご時世ですが、まだまだキャンプを続けております。最近は子供と尾瀬登山に出掛けたことがきっかけで、家族でテント泊登山の熱が入りつつあります。こどももザックで多少の荷物が背負えるようになってきたことで、そろそろテント泊に行けそうじゃないかと思えるようになってきました。

リーズナブルである程度軽い、こどもも扱えるような簡単なつくりのテントが欲しい!そしてきっと自分たちで張れたテントで寝る体験は最高の思い出になるだろうと想像し、テントを張ることで得られることはどんなことなのかを自分なりに考えてみました。

コスパパのテント選びで思うこと

テントの性能やクオリティーは本格的なブランドのテントに比べると明らかに下にはなりますが、私がやりたいのはこどもとテントを楽しむことです。私が元々持っている本格的なテントは5万円を超えており、正直笑顔で触らせていられません。親が破かないか、壊さないか心配でしょうがない状態は必ず顔に出ますし、こどももそれを察して行動を変えてしまいます。リーズナブルなテントゆえにこどもにすべてを任せてテント張りを楽しませることができるんです。

大人もテントを初めて自分で張ったテントで寝るときのなんとも言えない達成感を感じますよね。こどもは大人以上に自分でやることへの欲求が強く、ちょっとしたことでも自分でやったか人にやられたかを気にします。兄弟げんかになる理由の上位にもランクインしそうなくらい「自分でやりたかったのに!!」と毎日聞いています。どんなテントならこどもでも張れて安心してみていられるかいろいろと探した結果、このテントにたどり着きました。

自宅でテント張りの手順確認をしている様子です。練習もこども中心で楽しんでます。なんとなくテント張りを手伝っていることもあり30分かけてなんとか張っていました。もちろん途中でけんかをしています。

リーズナブルなテント Naturehike CloudUP2

こちらはNaturehikeから出ているテントでダブルウォールタイプの軽量モデル2人用です。最小重量1133g、梱包重量1730gで今の軽量テントから比べると重いけど、山岳テントとしてなんとか使えるくらいのものじゃないでしょうか。生地はフライ、インナーテントともに20D(デニール)ナイロンを使用しているので、安くてペラペラですぐに敗れるということもなさそうです。最近は10Dで安くて軽いものも出ていますが、安心信頼の山岳テントは概ね20~30Dか最新技術が加えられた15Dです。

値段は私が買った時点では14993円と、高機能軽量テントの相場5万円前後のものと比べるとかなり安いです。いくつかシリーズによって仕様が異なるものがあるのでご注意ください。仕様を下記にまとめておきます。

  • フライシート:20Dナイロン
  • インナーシート:B3メッシュ+20Dナイロン
  • ポール:一体式7001アルミ合金ポール
  • 最小重量/梱包重量:1133g/1730g
  • 専用グランドシート:150Dオックスフォード生地
  • 付属品:ペグ11本(Y字ペグ)、ロープ5本(3㎜細引き)
  • 展開サイズ:長さ(インナー210+全室60)×幅125×高さ100㎝

得られるものはなに?

最近のこどもたちに求められる資質として、自主性や問題解決力、コミュニケーション力ということをあげる著書もよくみかけます。テントを自分の力で張ることでの自主性、トライ&エラーや親に聞くなどの行動選択の瞬間を与えられること、テントを張るという目的に対して兄弟で協力することで求められるコミュニケーション、そして時間をかけてでも自分主体で立ち上がったテントで寝ることの達成感は、学校教育ではなかなか手に入れることのできない大事な経験になると思っています。

どんなことをやるにも自主性と問題解決力、コミュニケーション力は必要だと親は感じるけど、自分もこどものころはそんなことまったく考えずに自分の興味のままにやりたいことをやっていたように思います。こどもにこの体験が活きてくるのは何年先の話になるのかはまったくわかりません。

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