ウィンターシーズンのおすすめスマホケース 冬の登山やバックカントリーに行くなら必須の対策3選!

コスパパの趣味

今やどこに行くにもスマホをもっていくのが普通の時代です。ゲレンデやバックカントリー、登山でもスマホは必須アイテムになっています。GPS機能でのルート確認だけでなく、緊急連絡、写真や動画撮影もスマホで行いますよね。しかし、寒い時期になると少し外に出しているだけで、電池が急激に低下していきます。氷点下ではいきなり電池残量がなくなり電源が落ちることもあります。今回はおすすめしたいスマホの寒さ対策をご紹介します。

スマホの適正動作温度

気温が低すぎる環境での使用はバッテリーに負荷がかかり駆動時間もかなり短くなってしまいます。また、大半のスマートフォンがバッテリーとして採用しているリチウムイオン電池は熱に弱く、通常使用時(放電時)は0~60度が適切な温度の範囲です。

スマホの取扱説明書には「極端な高温・低温・多湿の場所では使用しないでください」といった注意書きがあります。

一般的なスマホの動作保証温度は「0℃以上40℃程度未満」となっています。例えば、iPhoneは0℃~35℃が動作温度とされていて、一般的なAndroidスマホも同じような温度帯です。

対策① スマホの電池を温存するポケット選び

スマホは低温にも高温にも弱いアイテムです。寒い時期はできるだけ体に近いポケットに入れておくことで電池の消耗を防ぐことができます。ゲレンデではウェアのポケットに入れていると低温にさらされやすくなります。特にバックカントリーやアルパインウェアなどの3レイヤーのウェアでは中綿がない分、ポケットでの温度低下が目立ちます。

ミドルレイヤーのフリース等のポケットに入れておくことで十分な温度維持ができます。使用しやすいのは、胸ポケットのあるフリースを選び、ウェアの前面ファスナーを開けて胸ポケットにアクセスする方法です。

しかし、ウェアを開けてさらに中のポケットのファスナーを開けないといけないので、分厚いグローブでは操作が難しくなります。

対策② ファスナーに大きな引手を取り付ける

ウェアのファスナーには通常開け閉めがしやすいように引手が取り付けられています。しかし、分厚いグローブをしているとそれでも難しいこともあります。場所によっては大きな引手がないポケットもあります。使用頻度が高いスマホ等のポケットには大きな引手に付け替えることをおすすめします。

こちらの商品を引手に取り付けるだけで、グローブでの操作が格段に楽になります。

対策③ 使用中の温度低下を防止する

対策①②を行っても使用中の温度低下は避けられません。短時間の使用では問題ありませんが、動画撮影などを行うと急に温度が下がってしまいます。できるだけ使用頻度を少なくしておく必要がでてしまいます。しかし撮りたいタイミングで撮影をガマンするのももったいないです。そこで、100均のスマホカバーに保温剤を張り付けて温度低下を防止したカバーを作成しました。こちらは試作品ですが、とりあえず山での使用にも耐えることができています。

必要なもの

スマホカバー

保冷バック もしくは銀マット

ホチキス

接着剤

作成方法

作成方法はシンプルです。カバーのサイズに合わせて保冷バックの素材をカットします。背面はできるだけ効果を高めるために3重にしています。角は大きさを合わせてホチキスで固定し、最後に氷点下に対応した粘度の高い接着剤で固定しています。案外こういった商品は少ないので、手作りにせざる負えない部分があります。一度作成すればスマホの機種変更をするまでは便利に使えるのではないでしょうか。

保冷バックや銀マットの素材は断熱材として安価に入手ができますが、下記の遮熱材であるアストロフォイルは住宅の遮熱材として使用されている素材で遮熱効果は抜群です。宇宙服などもこちらの素材が使われているようですので、信頼の性能があります。私は今後、このアストロフォイルを使用して同様のスマホケースを作成しようと考えています。

使用感

私はこちらを使用してバックカントリーに行きました。バックカントリーではGPSログを常にとっており、さらにルートの確認も頻繁に行います。電波は届かないところなので、常に機内モードにはしています。100%で入山して、一日(9時~14時頃)経過したのちも50~60%の残量がありました。電池パックの劣化の程度により消耗具合は変わってしまいますが、普段は20%近くになることも多いです。体感としては明らかに電池の持ちがよくなっています。

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