2023-2024シーズンおおすめのキッズ用スノーボード3選

スノーボード

子供スノーボードをやるようになると、どんなギアを使わせようかと悩むことも増えてくるかと思います。大人だと試乗会がたくさんあり自分で乗ってギアを選ぶことができますが、子供のギアは何がいいのかなかなか判断が難しいところです。今回はキッズスノーボードの試乗会に行って実際に乗り比べた3つの板を紹介したいと思います。高いお金を払うのならば、自分の子供のスキルやスタイルに合わせた最高の1枚を見つけたいですね。

試乗したライダー

3年生の私の息子が今回試乗したライダーです。最近、上級コースも一部滑走ができるようになり、初級中級はフェイキーでも滑るようになっています。カービングと地形遊びのフリーランススタイルで楽しんでいます。

身長:130㎝

体重:30キロ

ギア:November KD115

設定:レギュラースタンス 左24°/右6° セットバック2㎝

November KD

こちらは息子が普段乗っている板です。写真は次男が105㎝の板を試乗したものです。

NOVブランドが誇る本格的キッズモデル。ハイエンドモデルと同じ性能とクオリティーを。

フルモデルチェンジされた大人と同じフィールドでも十分に戦える性能を持つリアルスノーボードキッズ向けモデルです。一本一本厳重にチェックされたコンべックスソールが採用され、逆エッジを防止し楽なターン導入をサポート、安全性を高め確実な上達を約束してくれます。またスクエアシェイプによって増幅された接雪点付近のグリップ力が高速安定性能を向上させます。イージーな操作性を求めたロッカー形状ではなくフルカーブやパイプ、キッカーでの本格的なライディングが可能なフルキャンバー形状を採用しています。さらにトップスピードに乗りにくい体重の軽いキッズのためにソールにはトップグレードのグラファイトソールを使用し、キッカーアプローチやボトムランでのスピードを大人と同じようにキープできるようにしています。フルレングスウッドコアによるしなやかで粘りのあるフレックスパターンによりトリック性能とリカバリー性能も高く、ただ滑るだけのキッズモデルとは異なる本格的なボードに仕上がっています。

サイズバリーションが豊富な本格的キッズ対応モデル。フルレングスウッドコア、トップグレードソール、高反発グラスファイバーなどコストに縛られない素材選びから、一本一本手作業によって丁寧に仕上げられた国産ならではのハイクオリティーモデルです。

サイズバリーション 105 / 115 / 125 / 132 / 136
PRICE /
105&115&125 : 52,000円(税込57,200円)
132 : 58,000円(税込63,800円)
136 : 68,000円(税込74,800円)

KD | NOVEMBER SNOWMATERIAL (novembermfg.com)

サイズバリエーションが豊富で特に105㎝からラインナップがあるのが特徴です。また、このサイズからグラファイトソールを使用しているので、滑走性能としては抜群にいいです。紹介する3つの板の中でフレックスがもっとも柔らかいモデルであり、乗り味も扱いやすいです。うちの子供は小学2年生のときから115㎝に乗っております。この板を使い始めてからキレのあるカービングターンができるようになったり、上級コースに挑戦できるようになったり、回そうとしたりといろいろな滑り方に挑戦するようになりました。

おすすめしたい子

カービングターンを練習段階の子

小柄で体重が軽い子

WHITE SPACE The Freestyle Shaun White Pro Youth

キッズボードと呼ばないでください。
The Freestyle Shaun White Pro Youthは、世界で最も支配的なハーフパイプライダーの洞察に基づいてモデル化されました。
このボードは、将来あなたのお子さんが偉大さへの足がかりとなるように設計されています。
レスポンスの良いデザイン、自由度の高いフレックス、そしてショーン・ホワイト・プロと同じグラフィックパッケージ。
これは絶対にキッズボードとは言えません。

サイズ
110 / 120

価格:$279.00

Freestyle Shaun White Youth – WHITESPACE (whitespacesnow.com)

今回参加したPSJの試乗会で得た情報ではかなり評判がよく、要望が多かったことで130㎝も出るとのことでした。キッズライダーからも調子がいいとの声が多いようです。

フレックスはKDより硬く、スムースより柔らかい中間の存在です。

形状はキャンバーでラウンディドツインです。パウダーでも比較的浮力を得やすいモデルになります。

長男の評価としては3枚の板の中でもっとも乗りやすかったそうです。よかった理由はレギュラーとフェイキーの乗り味が変わらず、どちらもキレのあるターンがしやすいことだそうです。

おすすめしたい子

カービングターンでしっかりと板を踏める子

フリースタイルでフェイキーやトリックをやりたい子

ヨネックス SMOOTH SHORTIE

次世代の夢を叶える大人用モデルに負けない高性能

数多くのジュニア育成に真剣に取り組んできた経験をもとに、ステップアップに必要な性能を徹底的に盛り込んだジュニア用オールラウンドボード。ジュニアの上達意欲を後押しする。

サイズ120・126・132
カラーダークガン
構造カーボンサンドイッチ
素材高強度カーボン、ISOコア
滑走材ISO SPEED 7500・ストラクチャー仕上げ

¥63,800(税込)

SMOOTH SHORTIE | BOARDS ボード | YONEX SNOWBOARDS ヨネックススノーボード

こちらの写真の左側が23~24モデル、右側が24~25モデルです。今回は右側の24~25モデルに試乗しました。性能の違いはなくデザインの変更のみとのことでした。

フレックスは3つの板の中でもっとも硬いものになります。

形状はノーマルキャンバーです。

ゴリゴリに高速カービングができるモデルですので、しっかりと板に荷重してカービングできる子にはレギュラーでとても乗りやすいモデルだと思います。しかし、しっかりしている分、まだ板に荷重した滑りを覚えていない子にとっては硬さや重たさを感じ、扱いづらい印象を持つかもしれません。

長男の評価はすごく滑りやすいけど、フェイキーはやりずらいとのことでした。フェイキーではしっかり荷重できていないことが露呈しましたが、PSJの店員さんにはこれが乗れたらスノーボードが上手いってことだよと言われて、背伸びしている感もありました。

おすすめしたい子

カービングターンでしっかりと板を踏める子

高速カービングをしたい子

終わりに

1番大事なのは、子供がそのギアを好きになることなのかもしれません。うちの子供が1番気に入ったのはホワイトスペースでした。実際に乗ることができると、はっきりとこれがいいと決めることができる子もいると思いますので、やはり試乗会はおすすめです。

長男はカービングをメインに滑っていることもあってフラットキャンバーはあまり好みではなかったようです。おそらくダブルキャンバーやロッカー形状も好みではないんだと思います。親の思考にも似るのでしょうか。私も基本的にキャンバーじゃないと違和感と滑りづらさを感じるタイプなので、彼の評価もすごくうなづけるところが多かったです。

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