スノボ必須アイテム!小型電動ドライバーでビンディング調整は楽々 セッティングの調整で上級者の仲間入りをしよう!

スノーボード

ビンディングの調整や付け替えをあまりやらない方にはイメージしにくいかもしれませんが、私のスノボ必須アイテムの一つに小型電動ドライバーがあります。ビンディングを取り付けているのは4つのビスです。両足分で合計8つのビスを締める必要があります。普通はドライバーで手回ししていくと思いますが、試乗会などに行くと店員さんが電動ドライバーで素早く取り付けしてくれることがあります。最近は小型の電動ドライバーが普及しはじめており、大きな電動ドライバーをもっていかずとも短時間で楽にビスを回すことができるようになりました。調べるとたくさんの類似品がありますが、微妙にスペックが違います。どれを買ったらいいかわからないとなっている人は特にトルクに着目してみるといいかと思います。

小型電動ドライバーのメリット

持ち運びに便利

通常の電動ドライバーであれば、ピストル型の大きなものになります。重さもおよそ○○㎏あり、場所も取ります。小型電動ドライバーはおよそ160~300g程度の重さしかなく、大きさも通常のドライバーとほとんど変わりません。

手回しができる

電動ドライバーでビスを締める場合、仮締めに電動を使用します。最終的には手動のドライバーで本締めをするのが基本です。小型電動ドライバーは多くの商品が電動と手動のどちらにも対応しており、持ち変える必要がないので、アイテムも少なく時間短縮にもつながります。

電池が内蔵されている

電動ドライバーは大きなバッテリーを取り付けるか、コンセントに刺した状態で使用します。しかし小型電動ドライバーはグリップ部分に電池が内蔵されている構造が多く、場所を選びません。自宅で使う場合はもちろんのこと、スキー場の駐車場でも簡単に使用することができます。

おすすめの小型電動ドライバー スペック

  • 製品名:電動ドライバー/手動ドライバー 重量:285g 保証期間:1年間
  • 電動トルク:1N.m~6N.m(6段階調節)手動トルク:最大20N.m 回転速度:360RPM
  • 電池規格:リチウム 容量:2000mAh 電圧:3.6v
  • 充電時間:4時間(輸入5V1A) 作業時間:1.5時間

 この小型電動ドライバーは軽いモデルではありませんが、特に強いトルクが出るのが特徴です。多くのモデルは手動で8N.mの設定ですが、こちらは20N.mまで出ます。

 ビンディングの取り付けには電動で仮締めしたのち、手動で締めることで緩まない状態にします。実は8N.mの手締めではドライバーの方が回ってしまい、完全に締めることができません。かといって、軽量の電動小型ドライバーと通常のドライバーを二つ持つのも面倒です。このドライバーなら1本で締めが甘くなることがありません。

 私が購入した小型電動ドライバーは現在取り扱いがなくなっているようですが、こちらの商品は私が持っているものと同じスペックです。同様の使い方が可能です。

こんな方におすすめ

板もしくはビンディングを複数もっており、状況によって使い分けている

例えばクラトリボードとパウダーボードを持っている場合、天候によってその日使う板を変える必要があります。板はどちらも車に積んでおき、当日の朝に駐車場で素早くビンディングの取り付けが可能になります。電動ドライバーがあれば、さほど苦労せずに板を変えることができ、コンディションに合わせた板で楽しむことができます。

スタイルに合わせてビンディングの調整をしている

一緒に滑るライダーの滑りに合わせて、カービングメインの前振りセッティングにしたり、グラトリメインのダックスタンスにしたりと遊びの幅が広がります。スタンスには得手不得手があるので、より適切なセッティングにすることで滑りの質も上げることが可能です。

セッティングの試行錯誤中でなんども調整が必要

ゲレンデにある調整台で行うのも良いですが、多くの調整台は紐でつながったドライバーを使います。閉めたり緩めたりする際に絡まってしまう煩わしさを感じた事は無いでしょうか?自分で持っていったザックに小型電動ドライバーを入れておけば、水分補給に合わせてサクッと調整することが可能です。

車の積載量の都合でビンディングを外した状態で持ち運びたい

ビンディングがついた板を重ねる場合は幅を取りますが、板だけを重ねて積んでビンディングを別で持っていくと、驚くほど小スペースで運ぶことができます。普段より乗車人数を増やすことができるため、交通費を割り勘した場合は1回のスノボにかかる費用を抑えることができます。

まとめ

ビンディングの調整をやる必要がある状況というのは、実はいろいろな場面でやってきます。よくわからないから手を付けないでおこうと思わずに、積極的にセッティングを調整してみると新しい発見があるかもしれません。この小型電動ドライバーがあれば、楽に付け外しが可能ですし、慣れれば一瞬で板の交換だってできちゃいます。くれぐれもトルクが足りないものを購入しないようにご注意ください。

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